2014年07月24日 05:00
おはようございます、風の森です
先日、NHKで「認知症800万人時代 認知症を食い止めろ」を見ました。認知症は脳の糖尿病であるという話は興味深かったです。また、触れることの効果が言われ、よいことは分かっていても毎日介護していると関わるのに疲れてくることもあるのが本音だなと思います。だからこそ介護のプロの支援が必要です。
先日、デイサービスで「血圧が安定していたのが急にまた高くなり心配です」と言われ、家に帰って1週間分の薬を入れる箱を見たら朝の薬の一つがなぜか残っている???夜に飲むクエアチアピン(眠くなるのでこの薬を昼間飲むことに抵抗あり)と色が同じなので何度も違うと説明してもそれだと思い込み、朝残していたようです「これ飲まないと血圧危ないからね、お父さんが朝のクエチアピンは飲みたくないと言うから朝の分は先生の許可もらって夜に飲むようにしているんだよ」とまたまた説明。
そして、この間の朝、トイレから呼んでいたらしいが誰も気づかないでいると一人で怒りまくっていました。その日のデイサービスの迎えが遅くなり、あとでスタッフさんから父が「今朝怒ってしまったから今日は迎えに来ないと思う。デイサービスに泊めてほしい」と言っていたと聞きました。悪いことをしたとも言っていたそうで、分かっているならやめなさいと言いたいですが、それができたら病気じゃないのかと一人笑えてしまいました。
自分のことは自分でできるとなんでも自分でやりますが、できないことが増える自分を受け入れるのに葛藤しているようです。病や老いを受け入れる、人生後半の課題なのかもしれません。