2014年09月07日 05:00
おはようございます、風の森です
昨日は掛川の蓮福寺さんで行われた「長倉伯博先生を囲む会座」に参加しました。
会座のテーマは「医療現場に仏教がある風景~緩和ケアに参加している僧侶の経験~」。
長倉先生のお話を聞きながら、思わず涙があふれました。
涙の理由はいくつかありますが、寄り添うとはどういうことか、人と人との関わりのあり方をお話してくださったように思います。
お話を聞きながら、「くまとやまねこ」の絵本を思い出しました。
先生のお話の中で特に「事実に焦点をあて事実に共感するのでなく、感情に焦点をあて感情に共感する」という言葉がいちばん心に残りました。
つい事実にばかりとらわれ、感情を置きざりにしていないか?自分が行っているお客様へのケアをしっかり振り返りたいと思います。
その他にもたくさんの言葉をいただきました。
・ひとことで言うと「仏教は人生を深く味わうチャンスをつくるもの」
・仏教は四苦八苦との向き合い方をいわれるのであって四苦八苦がなくなるのではない
・支える人たちは問題の解決者ではなく伴走者である
住職がご紹介してくださって長倉先生にごあいさつしたところ、「これからですよ、地道にやっていきましょう」と声をかけてくださり、とっても勇気がわきました。アロマセラピーが病む人のケアとして役立つよう、そしてケアできるセラピストであるためにこれからも臨床アロマセラピー研究会の仲間と研鑽を積んでいきたいと思います。
11月30日には浜松市内で第1回臨床アロマセラピー研究会として一般の方向け及び医療従事者向けセミナーを開催します。自分達の学びとして、そして多くの方に臨床アロマセラピーの可能性を知っていただく機会となるよう企画しています。
ホリスティックアロマセラピーケアルーム風の森
浜松市西区・中区・南区・北区・東区・天竜区、磐田市、湖西市、菊川市、豊橋市、田原市、岡崎市などからご来室いただいています。